魯山人と山中漆器。
月刊誌の取材で加賀へ。今年初めての石川入りは、映画の仕事ではなく広告の仕事で、しかも金沢や能登ではなく、いままで一度も訪れたことのない加賀。
夜明け前に大阪を出て、9時半に到着。午前中は山代温泉界隈で、この地に滞在していた魯山人の跡を追う。事前にアポもなく飛び入りのお願いなのに、どの方もどの店も笑顔で許可してくれる。本当に人がやさしい土地なのです。
午後は山中温泉界隈へいって山中漆器について取材。この道50年にもなる木地師の方の言葉と仕事への姿勢が深くて、ただただ感動。己の姿勢を問い直し、姿勢を直す。楽しい取材は多いけれど、来てためになったと思う取材はめったにない。この機会をつくってくれたすべての人に感謝です。
夜明け前の雨は朝にはやみ、午後には陽射しも漏れた。夕暮れは一瞬だけ夕映えが広がり、遠く白山も白く微笑んでいるようでした。
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