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輪島の名民宿「深三」。


給付金が支給されたので何に使おうかと相談すると、旅行がしたい、おいしいものが食べたいと家族が言う。娘が「だったら能登へ行きたい」「深三へ泊まりたい」というので、この週末、金沢・能登へ家族で行ってきた。


旅行といってもたいした予定はなく、「深三」でゆっくりして、おいしいものをいただくことが最大の愉しみ。「深三」はまだまだ若い夫婦が二人できりもりしている民宿。旦那さんは父の意思をついて、サラリーマンを辞め、まったく畑違いの民宿経営に飛び込んだ。料理人の経験はもちろんない。すべてゼロから。旦那さんと奥さんの人柄の良さが何よりの財産で、輪島の漁師さんや農家さんたちに愛されていろいろなことを学んで、料理も接客も一級の域に近づこうとしている。


建物は部屋が4つというこぢんまりしたものだけれど、地元の檜やあすなろやスギをふんだんに使った総拭きうるし造りが大きな特長。磨き上げられた床を歩けば、うるしの心地よさが伝わる。風呂は天然の輪島の温泉で、壁と天井も総拭きうるし。良質な湯はもちろん、木のアロマがなんとも心身を癒してくれるのだ。料理は地の魚、地の野菜、地の米、それを漆の器で出してくれる。漆の普段使いの愉しみに、私はこの民宿でめざめたのだ。それでいてとてもリーズナブルなお値段で泊まることができる。こんないい空間を旅の目利きが放っておくはずがなく、芸能人やアート関係のお客様も年々増えているという。

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『能登の花ヨメ』の企画中も、撮影中も、撮影後、私たちはここのご夫婦にたいへんお世話になった。そして応援していただいた。だから撮影後、家族を連れて行くと、家族もとても気に入ってくれた。「深三」へ泊まるためだけに能登へ行く、我が家にとってはそれだけの価値のある民宿なのだ。


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