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プロの努力の仕方。


東京出張を利用して、新橋演舞場で行われている松竹新喜劇を観てきた。何十年振りの松竹新喜劇、西郷さんの芝居、直美さんのアドリブ、興味は尽きず、少々興奮気味で会場へ駆けつけた。


舞台は本当に良かった。直美さんや西郷さんの芝居がいい。そのまわりを、芝居達者なベテランが支えているからもう笑って、泣いて、唸って・・・。こんな舞台を観せていただくと、子供だった頃、テレビで松竹新喜劇を放送していたのに、吉本新喜劇ばかり観ていたことが悔やまれる。


芝居がはじまったときの西郷さんの印象は、いつもの話し方だ、というものだった。そう、先月、何度も食事の席をご一緒させていただいたときの西郷さんの話し方だった。しかし芝居が終わったあと、楽屋へご挨拶に伺ったとき、あれ?と思った。西郷さんの話し方が違っていたのだ。舞台の話し方でも、先月、大阪でご一緒のときの話し方でない。東京の人の話し方なのだ。


しばらくしてなるほどと思った。西郷さんは大阪に滞在されているとき、意識してずっと大阪弁を話すようにされていたのだ。大阪弁の台詞をマスターするだけでなく、普段から大阪弁を話す努力を重ねることで、舞台の台詞をさらに磨き上げようとされていたのだと思う。


天才は人のいないところで努力する。秀才は人のいるところで努力する。誰もが努力しなければ何も成し得ることはできない。要は人の気づかないところでどれだけ努力をするか。いかに楽しみながら努力するか。西郷さんとのお付き合いの中で、プロの努力の仕方を教わったような気がする。

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コメント

大阪弁では『どてらい男』の「山下猛造」が印象深いです!

あの時も同じようにしてはったんですか?

機会があれば呑んでるところに出くわしたい!
お喋りできなくても同じ場所で同じ空気を吸って、コッソリ聞き耳を立ててみたいです。

投稿: masban | 2010年6月26日 (土) 22時21分

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