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西の学援、始めます。


ロシアの作家・ゴーリキーは、貧しくて大学へ通うことができなかったけれど、貧民窟のような町中でさまざまな泣き笑いを通して生きる上での大切なことを学んでいった。その路上での学びを「わたしの大学」と呼んだのは有名な話。


私も学校での勉強はとんとダメだったが、社会にでてから、とくにアフター5の世界で、飲み屋のカウンターを机代わりに、さまざまな人と出会い、多くのことを学んだ。定理や公式を学んだのは机上だが、教養や人間を学んだのはカウンターで。解き方を学んだのは机上だが、生き方の学んだのはカウンターだと思っている。


東京や大阪でお会いしている方の中には一芸に秀でた人、独自のスキルを磨きつづけている人、その道のスペシャリストの方々がたくさんいる。普段はバカ話をしたり、おいしいものを探してさまよったりが大半なのだが、笑いと冗句の狭間でキラリと光る一言半句がこぼれることがあって、もっとそのつづきを聞きたいなと思うことがしばしばあるのも事実だ。


ある日、友人の松尾貴史さんが、久々に大阪でリーディングのワークショップをしたいといったとき、ある企画のめばえた。そうだ、たまには明るい蛍光灯の下で、私がこれぞと思う人を招いて、聞きたいこと聞き、教えてほしいことを教えてもらおうと。セミナーというカタチがあったり、ワークショップというカタチがあったり、座談というカタチがあったり。その人、その日の聞きたいこと、学びたいことに合った形態で開催しよう。人のためというより、自分もいっしょに学びたいというところからはじめよう。


そして利益がでれば、それを東日本の人々への義援金にまわそう。3月中頃から5月一杯、バー立山を借りて援会酒場を開いたけれど、東日本への復興支援はそれで終わったわけではない。自分たちができる次の支援も行いたかった。前回は飲むことが支援につながったけれど、今回は学ぶことが支援になる。学ぶ場をつくることが復興支援の一端になる。「学園」ならぬ「学援」だ。幸い、企画に賛同してくれて、会場をかしてくれるところも見つかった。だから8月から毎月1回を目標に、これぞと思う方を招いて学援を開きます。学ぶことが支援になる。西日本から東日本へ思いを届ける大人の学舎。名付けて「西の学援」。


第1弾は「松尾貴史のリーディングワークショップ」。実は数年前、東京で開催されたときに私も参加したことがあるのだが、読み方ひとつで伝わることがまるでちがってくる、そんな気づきがたくさんあって、ほくほくして帰途についた記憶がある。大阪近郊のみなさんにもぜひとも体験してほしいと思います!


松尾貴史のリーディングワークショップ
日時:8月2日(火)
   18時開場 18時30分スタート
場所:大阪市中央区南船場1-17-11
   上野RTビル6F
   ハル・コラボレーションルーム
道順:●地下鉄堺筋線・長堀鶴見緑地線「長堀橋駅」より
    徒歩1分
長堀橋駅1番出入口を出て堺筋に沿って
    北へ、最初の信号を右折して左手にあるビルです。
   
   ●地下鉄御堂筋線「心斎橋駅」より徒歩7分
地下の
   「クリスタ長堀」を東へ進み、長堀橋駅1番出口を 
    出ていただいてすぐのところです。
費用:6,000円
用意:各自、自分が読もうと思うテキストのコピーを
   2セット。
   ※小説、論文、台本など何でも可
   ※2分程度を目安に
申込み・問い合わせ:
   西の学援事務局
   大阪市北区紅梅町5-5 スペースX403
TEL. 06-4792-7015

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