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ぼくとカミンスキーの旅


失い行くものの物語。

人生は失い行くことの連続だけど、それでも人は生きていく。 視力を失った画家が最後の希望を失っても。家庭を失ったジャーナリストの卵が、ひと山当てる企みすらも失っなとしても。

師よ、もうわたしには無しかありませんという弟子に達磨大師はならばそれを捨てなさいという。

すべてを失った老画家と若いジャーナリストが砂浜を歩くシーンのなんてすがすがしくて美しいこと。失くしたあとの空白があるから、そこに新しいなにかが入ってきて未来が動いていく。

生きるって、まんざらじゃない。

そんなことを洒落た会話と映像で綴るロードムービー。「ぼくとカミンスキーの旅」。オススメです。



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