落語・映画・芝居

落語会のお知らせ。


なにかと面白い会になりそうです。

みなさん、ぜひぜひ、ご来場くださいませ。

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吉坊ノ会

■月日:1月16日(土)
■開場:13:30
■会場:山本能楽堂(谷町4丁目)
■番組:「田楽喰い」「骨つり」「抜け雀」桂吉坊
    ゲスト「おたのしみ」
    「開口一番」桂佐ん吉
■料金:前:2000円(当:2300) 全席自由
■チケット申し込み:
    06-4792-7015 (吉坊ノ会事務局)
    kichibox@kichibo.net (吉坊ノ会事務局)
    ※メールでご予約の方は、事務局からの返信を
     もってご予約確認とさせて頂きますので、
     よろしくお願い致します。
 
Kichibo


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横好き落語会2。


打ち合わせが終了後、下北沢の本多劇場へ。 「松尾貴史 横好き落語会2」。


桂吉坊   七度狐
松尾貴史  手水廻し
  仲入り
柳家花緑  二階ぞめき
松尾貴史  くっしゃみ講釈
 
 
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いまさら何の言葉がいるというのか。ああ、すばらしいの一言。上方落語と江戸落語の語り口、各演者のキャラもきっちり際だって、極上の時間。大阪のバーでお会いしたときなどは、ほぼネタおろしの2席だけに「ああ、不安だ」「まだ覚えられへん」とおっしゃっていたが、これも松尾さん独特の照れの裏返しなんだな。横好きという言葉が謙遜に思えるほど、本格的で、楽しい落語会でした。


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芝居を観たあと、芝居をしていた方と。


土曜日、「江戸の青空」大阪公演2日目、夜の回へでかける。前評判が上々で、とても期待して出向き、その期待はまったく裏切れることはなく、というより期待を超えるすばらしさでした。


ホンが本当によくできていたなぁ。


私は上方落語ほど江戸落語には明るくないので、私の知らない噺がいくつも入っていたのだろうと思うけど、知らないからといって楽しめないことはまったくなくてひとつの芝居としてもよくできていたと思う。終演後は松尾貴史さんの楽屋へ。ご挨拶とお礼を申し上げる。


その後、いっしょに観劇した人たちと北新地の「なかなか」で串カツ&ワイン。もう1軒ということで「バー際」へ。 松尾さんへ誘いのメールを入れると「よろこんで」といううれしいお返事。松尾さんが合流されて、その後、「バー際」で2時過ぎまで。芝居のことについて。落語会のことについて。あれやこれや。途中、あのキューピーちゃんも久しぶり拝見。

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店をでてから、松尾さんとふたり、小雨のなか、やっぱり行きますかということで「香川」でカレーうどん。ありがとうございました。


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吉坊ノ会。


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吉坊の会昼の部

桂佐ん吉 たぬさい
桂吉坊  強情
 中入り
内海英華 女道楽
桂吉坊  高津の富


吉坊ノ会夜の部

桂吉の丞 子ほめ
桂吉坊  肝つぶし
 中入り
内海英華 女道楽
桂吉坊  宿屋仇


昼も夜も多くのお運びをいただき、大きな混乱もなく無事終了できたことに演者のみなさま、そしてお客様に感謝、感謝です。


終了後、曾根崎へ移動して涿屋で打ち上げ。 その場で吉の丞さんから衝撃的なことを聞く。今回のお囃子のお師匠さんはシヨコさんという方で、 実はあの枝雀師匠の奥さんというのだ!! だからといって難しいところはまったくない方で、英華師匠もシヨコ師匠も終始上機嫌。涿屋の料理をおいしい、おいしいと食べてくださる。食事終了後は近所のバー「小路」へ移動して、気がつくと夜中の2時まで、みんなでわいわいがやがや。英華師匠とシヨコ師匠と私とで、「道頓堀アワー」やその時分の松竹系の芸人さんの話をしたときはアドレナリン噴出でしたな。英華師匠、シヨコ師匠、遅くまでありがとうございました。

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お見送りをしたあと、吉坊ちゃんと佐ん吉さんと私は再び「小路」へもどってあれやこれや。さすがに撃沈してしまいました。でも、本当にええ一日でした。こんな機会をつくってくれたすべての人に感謝です。


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淫乱齋英泉。

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翌日の東京でのプレゼン作業をちょっと抜け出して、西宮の兵庫県立芸術文化センターへ。田中美里さんが出演している「淫乱齋英泉」を観劇した。


矢代静一の浮世絵師三部作(他に『写楽考』『北斎漫画』)の1作品。英泉という浮世絵師を中心に、人間の業を剥きだしあう主人公たち。そのぶつかり方が痛烈で、痛快で、自分の中でみないようにしよう、隠そうと隅に追いやっている部分がぐんぐん元気になって前へでてくる快感も湧いてきた。論理では整理できないもの。倫理からははみ出すもの。法律や道徳では認められないもの。そんなものを持っているのも人間で、だからといってその部分を剥きだしにせざるをえない人間を否定してはいけないんじゃないかな。確かに、家族にそんな人がいたり、会社にそんな人がいたりすると困るとは思う。だから社会は法や掟や躾なんかをつくって、そんな人やそんな気持ちを排除しようとするのだろうけれど、それでもそんな部分を押させ込めずに、つい剥きだしてしまうのも、また人間なんだと思う。少なくとは私は物書きの端くれで、表現者の一人だから、道徳者や宗教者ではないので、人間の業を肯定する立場にたつ人でありたい、そんなことを思いながら事務所へ戻る。


プレゼンの作業はまだ、進行中で、最終の確認を終えたのが12時過ぎ。事務所のH君、デザイン会社にみなさん、ありがとうございました。


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クラプトン、なのだ。


エリック・クラプトンのコンサートに通うようになって、もう何年たつのだろう。ざっと振り返ると20年にもなるかな。昔からのファンに比べると、まだまだ若い方に違いないが、クラプトンも年をとったけれど、私も年をとった。


そんなことを考えながら2年振りのクラプトンを見ていた。大阪城ホール。2デイズともチケットは抑えていたけれど、初日は東京出張になったのでカミサンと娘に譲る。アリーナのチケットだったから少し残念だった・・・・。でも。クラプトンはアリーナの10列以降で見るのなら、いっそスタンドのHかIエリアの前列で見るのがいいなぁ。


今回はブルースナンバーが多くて良かった。この人は紆余曲折の人で、コンサートも毎回出来が異なる。個人的には細部を詰めて濃密に展開されるワールドツアーのような構成よりも、アジアか日本だけの小さなツアーで、気のあったメンバーがひょいと集まってブルースをギグするような軽い感じのステージが好みなのだ。その意味では今回は良かった。個人的には「Nobady Know You」なんか聞けるとは思わなかったので素直に喜んだ。ブルースを歌って、聞かせた2時間。ええ感じ、クラプトンは、これでいいのだ。

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ビルボードで、ヒロリン。


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ビルボード大阪という極上の空間で、お酒などをいただきながら、岩崎宏美さんのライブを堪能。今回もおっさん二人は、ヒロリンの歌に癒され、励まされ、元気をもらったのだった。ありがとう!ヒロリン様!!


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吉例、顔見世。


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毎年、ああ、本当に一年が終わるんだなと思う瞬間は、この顔見世興行の席に着いたときだ。いけいけどんどんで越せた年もあるし、なんとか越せたという年もある。東西の名優の芝居をみながら、そのどこにココロを動かされるかで、この一年が再確認される。


今年は何といっても播磨屋。中村吉右衛門の梶原平三誉石切(かじわらへいぞうほまれのいしきり)だ。いいな、播磨屋。うまい役者はたくさんいるけれど、播磨屋ほど華があって香るような役者はいない。


仁左衛門と玉三郎の「ぢいさんばあさん」もココロに沁みて、涙がじんわり浮かんできた。でもみつけものは海老蔵だ。人はいいのに悪態をついてしまう。あるいみ悪役だけど、本当の悪ではなく、不器用であるがゆえに他人を敵にしてしまう甚右衛門をうまく演じていたな。


毎年、この席に座れる機会に恵まれることと、機会を与えてくださる方に感謝です。

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フェスティバルホールとタツロー。

待ちに待った山下達郎のコンサートへ行ってきた。 ツアーとしては実に6年振りの大阪公演。17歳の時に、兄貴のような人に連れて行ってもらってから、大阪公演は欠かしたことがない。あれから約30年。年をとるのはタツローだけでなく、観客も同じだと会場を見渡して感慨にふける。


6年もツアーにでることができなかったタツローが、なぜ今年、ツアーをしたか、その大きな理由のひとつが、大阪フェスティバルホールがこの年末でなくなるからだと 言っていた。 タツローのフェスティバルホール好きは有名だ。タツローはこのホールがなくなる前に、最後にどうしてももう一度、この舞台にたちたかったと言った。大阪のお客へのリップサービスであっても それはうれしい話しだ。


大阪フェスティバルホールの椅子は カーネギーホールの椅子と同じなんだって。壁も天井も職人の手業なんだって。それがいとも簡単に壊されていく。もうフェスティバルホールのような会場は2度とできないと嘆いていた。


タツローの強い希望でセットリストや内容は書かないけれど これまでのどのツアーよりも ベスト・オブ・タツローの選曲。しかも6時35分にはじまって、終わったのが9時43分。実に3時間、休憩なし。 声も声量もまだまだ大丈夫。素直に感動する。


感動するといえば、今回のツアーからドラムが青山純から小笠原クンに変わった。この小笠原君の年齢が、なんと24歳!タツローの子供と同じ年という。しかし実にうまい。55歳が歌い、24歳がドラムをたたく。そこにすばらしいグルーブが生まれ会場は一体になる。


圧倒的な技術とパッションをもっていれば 年齢なんて関係ないと思った。圧倒的な技術だけではいけない。圧倒的なパッションだけでもいけない。その両方があれば、歳に関係なく人を感動させることができる。


大阪フェスティバルホール公演は、今日と来週の27日と28日にある。タツローはあと3回の公演をとても楽しみにしているようだ。私も楽しみにしている。へへ、27日のチケットも抑えてあるのだ。もう一度いけるもんね。でも、盛り上がるという意味では、メモリアルなステージになるという意味では、28日だろうな。こっちのチケットを抑えておけば良かったなぁ・・・。

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シアワセノカケラで号泣。


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新人のつらさは、上司や相手を選べないということを つくづく実感したここ数日。


さすがに広告関係では数十年のキャリアがあるので とんと忘れていたけれど、企画が立ち上がると、デザイナー、カメラマン、イラストレーター、 時にはイベンターやプランナーなど、 能力も性格も知り尽くした人を選べることの なんとありがたいことか。 映画の世界は、プロデューサーといえども新米なので、業界で知る人は少ない。 ゆえに上の人が決めた人と仕事をしなければならないわけで、その人が私の良しとする人間である保証はない。 中にはとんでもない人がいるもんで、2度と仕事はせん!と心の中で毒づきながらも ここで切れたらプロジェクトは先へ進まないという ストレスとジレンマ悶々と爪を噛むだけの今日。


夕方、大阪の高槻で 岩崎宏美さんのアコースティックライブがあってレコード会社の方が招待してくださっていた。ちょうど映画の大阪公開前だったので 会場で映画のチラシも配布してくださるという。


会場について、マネージャーさんに会うといきなり楽屋へ招かれて、 開演前なのにと恐縮しつつも岩崎さんにご挨拶をして、友人のバーテンダーに頼まれていたサインをもらった。ほんと、岩崎さん、男のようにサバサバしていいんだなぁ。男前なんだなぁ。


で、コンサート。


後半はずっと泣きっぱなし・・・。コンサートで泣いたのって初めてかもしれない。


「シアワセノカケラ」にこめた岩崎さんの思いに泣けて、歌詞に泣けて。エンディングへ向けて歌いあげる岩崎さんの 歌唱に泣けて。アンコールで、1週間後に公開が迫った映画の宣伝をちゃんとしてくださったお心遣いに泣けて、さらに映画の温かさを語り、そして歌い上げれくれた主題歌 「始まりの詩、あなたへ」に泣けた。


つらいこともあるけれど それでもなんとか乗り越えて年を重ねることはすばらしく素敵なこと、というのがコンサートの趣旨だったと思う。だから終了後は目頭を押さえている人がとても多かった。


ロビーには 岩崎さんとの握手会に人が並んでいた。一言お礼を言いたくて通路でたっていた。楽屋からでてきた岩崎さんは私を認めると駆け寄ってくれた。「ありがとうございました、泣いてしまいました」とお礼をいうと、肩をポンポンと2度ほどたたかれて、「こちらこそ、ありがとうございました」って。「楽屋で待っててね」という言葉を残して 握手会へ向かわれた。


最近、コンサートで泣かれるお客様が多いのよねとマネージャーさんが言った。そんな今日、そんな年、そんな時代、愚痴を言っても何も始まらないと思った夜は、悪戦苦闘しながらも歳をとることは悪くないと思った夜でもあった。


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