食と酒

港に建つバー。


東京でもなく、大阪でもなく。すすきのでも、名古屋でも、博多でもなく。オールドウイスキーの聖地は、香川県の丸亀にあるのです。

港の先端に建つ「サイレンスバー」。

マスターの丸岡さんが40年にわたって集めたオールドボトルが呑み助を迎えてくれます。

1980代のジョニーウォーカーとブラック アンド ホワイトのハイボールを。

夜が、素敵に、開きました。








| | コメント (0) | トラックバック (0)

京都の居酒屋。

仕事が終わって、京都あたりで解散になって、時間が午後の4時すぎだったら、足は川端通を北へ向かうよね。

赤垣屋。

樽酒でシメ鯖やカツオなど。嬉しかったのは秋刀魚の半々。半身を刺身に、半身を焼いてくれる。酒呑みの気持ちをわかっている。

そんな店を気持ちのいい店って言うんだね。












| | コメント (0) | トラックバック (0)

蕎麦会。

 

先月の終わりに、季刊25時Presents助六蕎麦会@般°若を開催。たくさんの方にお越しいただきました。

 

第一回目ということで、いろいろ心配もしましたがすべて杞憂におわりました。みなさんの笑顔と、岐阜からお越しいただいた助六さんが楽しそうに蕎麦を作ってくださったのが、なによりの喜びでした。

 

ありがとうございます。

 

次回は、秋に、きのこと蕎麦というテーマで開催予定です。

 

1

2

3

4

5

6

7

| | コメント (0) | トラックバック (0)

3,990円の奇跡。


ぼくは安易に迎合しないので、一匹狼とか、偏屈とか、変わり者と言われるけれど、信頼をおく人の意見はちゃんと聞くのです。

東京で門上武司さんと仕事をしたとき、この店はいいよ、ぜひ行くべきと教えていただいたのが、中書島(なんと中途半端な場所)にあるイタリアン「センプリチェ」。

町屋風の住まいを改造して若い夫婦で営んでいる12席ほどの小さな店。

訪れて驚いた。

焼きトウモロコシと北海道モッツァレラチーズ。
トマトとフレッシュチーズのアイスがかかった旬の野菜サラダ。
ミネラル塩水につけていただく鱧の炙り。
万願寺唐辛子を詰めたトルテッリ。
鰺、セミドライトマトのタリオリーニ。
熟成島豚のモモ肉ロースト。
パルミジャーノチーズのイタリア米リゾット。
ねっとり濃厚プリンとキャラメルのジェラード。
パンも自家製でした。

どの素材もきっちり吟味されているし、どの料理もきっちり仕事がされている。手間暇を惜しんだ形跡はどこにもない。食べている間は、いま、大阪市内にいるのか、東京にいるのかわからないほどだった。

そのコースがたった3,990円なのだ。3,990円って、そこらのバーでハイボール5杯飲んだらそれくらいするよ。

ただ、ぼくが感動しているのは、安いからではない。

人は安いものが欲しいのではなく、安くなったものがほしいという絶対的な真理をこの若い店主はわかっていて、この質をこの価格でだすことに挑んでいる、そのことに感動を覚えるのだ。

中書島という辺鄙な場所だからこの価格という安易な判断では絶対ないと思う。

だって野菜はすべて京都のオーガニックだもの。肉は熟成で、魚は淡路の天然ものだもの。

聡いふりをした大人なら、絶対にできない試みだと思う。飲食の常識的損益分岐点をひょいと超える若さが、賞賛できるし、うらやましくもある。

開店して5ヵ月という。

うまくいくか(ぼくはいくと思うけど)、うまくいかないかは二の次だ。

その人の一生は、何をしたかではなく、何をしようとしたかにあると思う。

がんばってほしい。ぼくもいろんな友人をどんどん連れて行きたいと思う。

あっ、定休日は月曜日で、日曜日は営業しているとのこと。

京都市伏見区表町582-1
075-605-4166
 
Img_4733
Img_4734
Img_4736_2 Img_4738 Img_4740 Img_4741 Img_4742 Img_4743 Img_4744 Img_4746 Img_4747

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ポール・ボキューズの言葉。

 びすとろぽたじぇの肥田シェフが、ぜひ見るようにとすすめてくださった映像。辻調グループ代表・辻芳樹氏によるフレンチの巨匠、ポール・ボキューズへのインタビュー。
 
映像がすばらしい。巨匠のひと言ひと言がすばらしい。
 
料理の進化のスピードが速すぎると思いますかという問いに、巨匠はこう答える。「あるレストランが、モダンな料理であろうが、クラシックな料理であろうが、フュージョンであろうが分子料理であろうが何でもいいんですが、きちんと仕事をし、利益をだし、ずっと店が続いているとしたら、そのレストランが正しいのです。今日の店の趨勢、料理の良し悪しを決めるのは料理人ではありません。それはお客なのです。お客が入っていれば、万事OKなのです」
 
これは料理の世界だけの話ではなく、すべての世界に言えることだと思う。
 
そして若い人たちにひと言といわれて、「働きなさい、働きなさい、そして働きなさい」
 
勇気と希望と元気をもらいました。明日から、もっとがんばろうっと。
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

弧柳さん。

辻調さんの仕事で取材させてもらってから、ほぼ毎月のように通っ

ています。

 
大阪の食材へのこだわり。一皿に驚きと感動を盛り込む努力。すべてに拍手したくなるのですが、ぼくのひそかな感動はコストです。ちょっと節約すれば誰もがポケットマネーでミシュラン3ッ星の味がいただけるのです。その努力は並大抵のことではないと思いますが、それをすずしい顔をして仕事をする料理長が大好きです。 

まだまだお若いのに・・・。
 
Img_2267 Img_2268 Img_2270 Img_2272 Img_2271 Img_2273 Img_2275 Img_2274 Img_2276 Img_2277

| | コメント (0) | トラックバック (0)

創華飯店賛歌。


大阪の生野区の、道が入り組み、いたって足の便の悪いところ、市内のタクシーならナビがない限り、地図をわたしただけなら、かならず迷ってしまうところに、その小さな店は灯りをともしている。この店の実力をしらなければ、前を通ったってかならず素通りするだろうと思うほど、シンプルで控えめな店。それが「創華飯店」。小さな中国料理の店だ。
 
鍋を振るのは小柄な女性。もう料理をつくることが大好きで、大好きで、だからすこしでもおいしいものを食べてもらいたい、そのためにはどんな努力も惜しまないという方。素材はオーガニック中心で、おいしくなるなら一手間も二手間もかける。だからおまかせでもいい。メニューから馴染みの一品をえらんでもいい。おどろくほどの素材を使っていたり、とりたてて声高に何かを主張する演出はないけれど、やさしくて、ひかえめなのに、じわじわおいしさが広がってきて、カラダ全体が幸福感につつまれる。だからといって値段が張ることはない。びっくりするほど良心的なのだ。誰もがポケットマネーで気軽に行ける。日曜日には料理人がたくさんおとづれるという。その理由もよくわかる。
 
場所が場所だけにそう頻繁にいくことはできないけれど、訪れるとその日や季節のおすすめの一品をたのみ、最後は腐乳やきそばでしめる。このやきそばは絶品。パスタのような、絶妙の食感と味覚がたのしめる。おすすめです。
 
あっ、あと海鮮餃子。ぷりぷりの海の幸に香草がアクセントとなって、もう最高です。
 
Img_1293
Img_1294
Img_1296


| | コメント (0) | トラックバック (0)

シンプルであること。


何事もそうだけれど、シンプル・イズ・ベストであり、シンプル・イズ・ストロングだ。

生野区の住宅街のなかにぽつんとある中国料理店「創華飯店」。腐乳焼きそば。具なし。腐乳で炒めただけ。それなのに一口食べただけで目をみはるほどの感動を覚える。

そして思う。この感動はレシピ通りに作ったからといって誰にでも起こせるものではないだろう。シンプルとは、ごまかしがきかないということ。料理人の技と料理への姿勢がこの記憶に残るおいしさを生み出している。

シンプル・イズ・ベスト。
シンプル・イズ・ストロング。

店からの帰り道、改めて大切にしていきたいと思った。
 
Photo


| | コメント (0) | トラックバック (0)

餃子LOVE。


餃子が好き。時に無性に食べたくなって、そんな時は近くの王将や珉珉へ走る。ニンニクの匂いも気にしない。ニンニクが怖くて美味い物が食えるかってんだ!
 
 
立派な中華料理店の餃子も好き。専門店の餃子も好き。大きい餃子も小さい餃子も好き。でも何といっても好きなのは屋台の餃子だ。
 
 
高知の屋台はラーメンと餃子を売り物にしている店がほとんど。「フランソワ」というバーで一杯飲んだあと、酔いをさますためにも夜の街をブラブラ歩いて、川沿いにでている屋台「安兵衛」へ。ここの餃子、絶品です。
 
Photo


| | コメント (0) | トラックバック (0)

戻り鰹。


取材旅行の楽しみは、人と出会い、風景との出会い、そしておいしいものとの出会い。よく「遊んでばかりで、いいですね」といわれるけれど、そう見られながら家族を養い、生きていけているとしたら、それは褒め言葉と思うようにしている。それに上目づかいで奥歯に物がはさまったようなことを言うあなたより、よほど働いてますよ、あたしゃ。
 
 
仕事は大変で厳しいものだけれど、楽しんではいけないという法律も規律もない。仕事の中にいかに楽しみを見いだすか。それで仕事の質もその人の人生も大きく変わると思う。
 
 
今月末に高知へ行く。約1年振り。時期的は戻り鰹の時期じゃないかな。高知の市内にある老舗のバー「フランソワ」でお薦めの居酒屋さんを紹介してもらって、鰹とウツボのタタキをたらふくいただこうと思う。
 
P1020062


| | コメント (0) | トラックバック (0)