蛇の足、6。
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森小路という書家と「人の書と言葉のふたり展」をやったことがある。数年前の夏のこと。年末に事務所の掃除をしていると、そのときの作品の複写データがでてきた。
森氏は、「人」という言葉にこだわって、「人」という一字を書き続ける書家。 その活動はNHKをはじめ、多方面から取材を受けている。もともと飲み仲間で、 いまは「小路」というバーの店主でもある森氏と、いつか何かできたらいいねって言い合っていたのだった。
人を探して、人を書きつづける書家と、 言葉の世界であがきつづける物書きのはじめてのふたり展。 MONOギャラリーの一角をお借りして遊ばせてもらいます。 題して「蛇の足」。無駄とか余計とか、そんなものもないと、 できる、切れるばかりの世の中じゃ人間がひからびてしまう。 小さなスペースでのささやかな展示ですが、 一つひとつの作品は、そんな想いを忍ばせてがんばります。 ぜひ、お越しください。
案内のダイレクトメールにはそんなコピーを寄せた。せっかくなので、そのときの作品をときどきアップしようと思う。ひとつひとつの作品に解説は書かないつもりだ。それこそ本当の蛇足になってしまうから。
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